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鍼灸治療の痛みの感じ方は人により様々

小学生のころに学校で集団予防接種を経験したことがあるかもしれません。自分の番が近づいてくるとドキドキしてきて、すでに受けた人に痛かったかどうか聞いたりしたでしょう。痛くないと言い張る子もいれば、痛みに負けた子の泣き声が聞こえたりしてさらにドキドキが強まります。いざ自分が注射されると痛いけどもこんな程度かと感じたはずです。同じことをされても痛いと感じるか何も感じないかは人によって違うことを知っておきましょう。鍼灸治療においては鍼を刺したり灸を据えたりして治療を行います。鍼を刺すので痛いかも知れませんし灸を熱く感じるかもしれません。ただ人それぞれ感じ方は違うので、他人の鍼灸治療は全く痛くない、全く熱くないは信用せずに受けるようにしましょう。一応少しは痛みがある、熱さがあると思って受けるのが良いです。その気持ちで受けていざ受けたときに何ともないと感じればそれでいいですし、思ったより痛かったと感じることもあるでしょう。

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